RPAコラムRPA-COLUMN
7月16日 税理士法人クリエイト様 チャリティーセミナー
本日は福島県郡山市にある税理士法人クリエイト様の池田先生にご登壇頂きました。
池田先生は、弊社の顧問をして頂いています、イプシロン株式会社の角田先生からご紹介頂いた縁です。
◎税理士法人クリエイト様
税理士法人クリエイト様は、池田先生のおじい様の代から50年以上続いている事務所です。
池田先生は、小学校の卒業文集で将来の夢は税理士になると書かれていたそうです。
税理士になる夢は叶えられましたが、4階建ての自社ビルを購入することを目標とされています。
現在2階建ての自社ビルだそうで、もう一つの夢を次に叶えるとおっしゃっていました。
◎福島県郡山市
福島県郡山市は、東日本大震災を受け、さらに昨年阿武隈川の氾濫が起きました。
今月も昨年に続き、九州地方が大きな災害を受けています。
福島県でも、災害が続いている状況です。
昨年の阿武隈川の氾濫に続き、今回コロナが発生しました。
池田先生が講演でおっしゃったことは、自然災害は終わりがある程度見える、復旧に対して、いつくらいかの判断がまだつく。
今回のコロナに関しては、終わりがみえないので対応がしにくいとおっしゃっていました。
もし、今年の年末までのように終わりが見えれば、先がある程度読むことができれば、人はその時期を目標に頑張ることができます。
ただ、今回のように誰も経験のしたことがなく、先が見えない事象では、なかなか人間は前向きな発想ができにくいとおっしゃっていました。
◎顧問先のコロナに関する影響に関して
税理士法人クリエイト様で、コロナの影響を一番に受けた業種は観光バスだとおっしゃっていました。
観光業界全体の疲弊は、大変なものがあるなかでも、観光バスは特に影響を受けたと想定できる業種です。
その他には、飲食業、花を作っている農家さんが影響を受けているとおっしゃっていました。
飲食業に関しては、徐々に回復している最中だともおっしゃっていました。
その中で、現在コロナの感染者が増加傾向にあることを心配されていました。
ただし、その他の顧問先に関しては、前年比で売上が減少傾向にある会社は少ないとおっしゃっていました。
◎緊急事態宣言中の事務所経営に関して
緊急事態宣言中の事務所経営に関して、テレワークの実施は行わなかったそうです。
社員の方が車通勤ばかりで、ドアツードアのため、感染リスクが少ないという判断です。
ただし、いつでもテレワークに切り替えることができる準備をされていたそうです。
◎コロナに対しての顧問先対応
コロナの中で、会う必要があるのか、会わなくても大丈夫なのかということを考える機会ができたとおっしゃっていました。
オンラインの顧問先対応でも、顧問先様からの不満は特になかったそうです。
今後接触と非接触に関して、再度みなしていく考えだとおっしゃっていました。
◎全ての資料のデジタル化
顧問先からもらう資料は全てデジタル化していることに驚きました。
資料回収をデジタルでもらう顧問先の割合が6~7割。
顧問先からデジタルでもらわない場合でも、事務所ですぐにスキャンをするということでした。
◎今後の税理士の将来像に関して
やはり紙からデジタルへの資料回収の大切さをお話されていました。
RPAももちろんのこと、今後デジタルで資料をもらわない事務所は、生産性の観点から、色々な新しいツールを使いこなす観点から厳しいというお話をされていました。
◎御礼
製販分離や標準化にとても進んでいる事務所様です。
顧問先からのデジタル化やRPAに関しても進んでおられます。
今後もコロナが一段落した際に、事務所を見学させて頂き、勉強させて頂きたいと強く思いました。
今回、色々と多岐にわたるお話をして頂きました、税理士法人クリエイト様の池田先生、有難うございました。
また、お忙しい中、セミナーにご参加頂いた皆様に御礼申し上げます。
本当に有難うございました!!